ご挨拶

みなよろこbü 代表 西﨑 裕美

初めまして。
「みなよろこbü」代表の西﨑 裕美と申します。

この度、看護師として20年にわたる経験とスキルを活かし、医療環境最適化コンサルタント事業を立ち上げました。
その目的は医師・医療スタッフ・患者の三者それぞれがwin-winであり、『well-beingウェルビーイング』の医療環境を整えること。

『well-beingウェルビーイング』とは、身体的・精神的・社会的に良好で満たされた状態であることを意味する言葉ということはご存知かと思いますが、果たして医療環境はそうでしょうか?
現在この「ウェルビーイング経営」は世界的に広がりを拡大させています。
理由としては、「少子高齢化や労働人口減少による慢性的な人手不足」と「働く意味として自己実現を満たす環境にあるのかということに価値を置くようになったこと」

患者さんはもちろん自分自身の安心安全を最優先に仕事を追求すると、”自分達がいかに効率よく働ける環境を整えられるか”ということが最善の近道だということに気付き、従事してまいりました。
新たに就職する医療機関へ行くたびに、その場で働き続けていると見えなくなってしまう業務の無駄やムラにいち早く気づけるようにもなりました。新参者でありながら、その施設の良い部分は大切にしながらも改善が必要な点については空気を読みつつも、率直に申し出て協力を得ながら、さまざまな手法で業務効率化の策を講じてまいりました。

全ては患者さんの安心安全につながっているという確信があったからこそ。

当たり前にこなしていく業務の中で、スムーズに行くか行かないかの分かれ道は、そのようにして意図的に作られた業務効率化の策ありきだと思っております。さまざまな状況に柔軟に対応ができるか否かも大前提となる基本があるかどうかです。

また、私事ではありますが、数年前に癌を患い、手術・入院・療養期間を患者として経験させていただきました。看護師としてケアをする立場と患者としてケアを受ける立場の双方を経験できたことで医療環境を整えることの重要性がより明確になりました。医療現場の実際を多角的に捉えられたことで、医師のサポートや患者さんのケアの質は整えられた医療環境の質と医療スタッフの満足度により大きく左右されるということも確信へと変わった有難い経験となりました。

医療環境のあるべき姿こそが『well-beingウェルビーイング』ではないでしょうか?

より健やかな生活を目指して来院される患者さんの思いを軸に、最善の治療法を提供する医師とそれを支える医療スタッフの三者の満足度を高めるためには、安心安全を最優先にした『well-beingウェルビーイング』の効率化戦略が必要です。
医療スタッフにとって働き続けたい医療環境であれば、患者さんにとっても通い続けたい医療機関であり、地域に喜ばれる社会的認知度の高い医療機関としての永続性のイメージは容易かと存じます。

「みなよろこ」の医療環境最適化コンサルタントは、常にたくさんの決断を迫られる医師に寄り添い、サポートしてきたスキルがあります。また、働く環境を整えることで一緒に働くスッタフに喜ばれ、患者さんに喜ばれることが自己実現の欲求を満たす手段にもなることを実感しております。
周知の事実ではありますが、人はみな喜ばれることが好きです。経営されていらっしゃる先生方も間違いなく患者さんの『ありがとう』に満たされる感覚とその『ありがとう』が次の仕事への原動力となることを実感されていらっしゃると思います。
つまり、医療スタッフにおいても『well-beingウェルビーイング』を目指すことで、心身ともに健康で満たされた活気のある環境へ整えることで生産性向上、離職防止やさまざまな課題解決へとつながることはお分かりいただけるかと存じます。

ただ、どの医療機関も多忙な業務の中では、業務効率化のためにうまく時間を割くこと自体が難しい状況にあることも承知しております。また、医師という立場では医療スタッフの業務環境をどう整えるかということに関しては限界があるかと存じます。雇用関係にあることや上下関係があることで本音を出せない環境が良い環境づくりの妨げになってしまっているケースもあります。だからこそ、複数の医療現場を多角的に知る看護師が第三者として介入することでそれぞれの医療機関に応じたオーダーメイドのコンサルティングを行うという他にはない事業の立ち上げに至りました。

実際の経験から言えることですが、医療環境を整え出すと、それに賛同する医療スタッフがさらに良い環境にしようと動き出します。みんなが喜ぶ『ありがとう』に繋がると知っているからです。そうすることで自己実現欲求を満たすことを知ると、本当に波紋のようにその動きは広がっていきます。まさに『well-beingウェルビーイング』が社会的に良い影響として実装された状況と言えます。

複数の医療機関で環境を整えてきた自負があるからこそ、医療環境を最適化することで自立するクリニック経営を目指し、医療現場に集う医師や医療スタッフ、そして患者さん”皆に喜ばれる”「みなよろこbü」価値をご提供いたします。

乱文乱筆失礼いたしました。
ここまで読んでいただけましたこと、またこの有難いご縁に感謝いたします。